真言宗豊山派の寺院。天和元(1681)年、5代将軍徳川綱吉公が、生母、桂昌院の発願により開山。観音堂(本堂)は元禄の、また近江三井寺より移築された月光殿(重文)は桃山期のもの。元禄文化の粋を集めた書画・什器のほか、国宝、重要文化財等の数多くが寺宝とされている。江戸三十三箇所観音霊場の第13番札所でもある。
東京都文京区大塚5-40-1
電話:03-3941-0764
公式サイトはこちら
雑司が谷の鬼子母神から護国寺へと足を伸ばしてみた。表門の仁王門に立って境内を覗くと、石段の向こうに元禄時代に立てられたという観音堂が見える。護国寺は、桂昌院の発願によるとか。1000人以上の供揃えを従え参拝したともいう。仁王門の前の音羽通りは、将軍御成道として整備された。まさに、将軍お墨付きの寺。窪田空穂は、この荘厳華麗な仁王門を「護国寺の山門の朱の丸柱 強きものこそ美しくあれ」と歌っている。